こんにちは、皆さん。今回は、私の自閉症の息子が小学1年生として特別支援学級に通い始めた一年間の成長記録をお伝えします。親としての喜びや不安、感動の瞬間をお伝えできればと思います。

4月、息子は晴れて小学1年生になりました。入学式では、嬉しさと不安が入り混じり、私はドキドキしながら受付に行きました。受付後支援級の先生に連れられて教室に行くのですが、息子は不安と緊張で私たちと離れたくないと号泣でした。私がいると息子は甘え切ってしまうので、夫にお願いをして先生とともに教室について行ってもらいました。私は体育館で「大丈夫かな、入場できるかな」と不安になりながら待っていました。夫が体育館にきて大丈夫だったかと聞くと「泣いてたけど任せてきた」と。

ついに入学式が始まり、ハラハラと見ていたら先生に抱っこされた泣いている息子が入場してきました。その後も椅子に座り先生が隣についてくださり、泣き止みはした息子はその後は静かに入学式に参加してくれました。

ちなみに他の支援級の子は普通に参加してました。

4月の間、毎朝の登校は息子にとって大きな試練でした。新しい環境についていけないため、毎朝泣きながら登校していました。私は毎朝、先生に引き渡してから逃げるように隠れながら家まで帰りました。送り出すたびに胸が痛みました。しかし少しずつ朝、泣かなくなってきて学校に慣れていく息子の姿を見ることで、私自身も励まされました。

5月には運動会がありました。特別支援学級の先生方の力を借りつつも、息子は普通級の子どもたちと混ざって表現や団体競技、徒競走に参加しました。最初は緊張と不安でいっぱいでしたが、先生方のサポートと友達の励ましで、息子は一生懸命に競技に取り組みました。その姿に、親としての誇りと感動を感じました。

息子が通っていた特別支援級では、毎年宿泊学習が行われます。小学1年生の息子にとって、親元を離れての宿泊は大きな挑戦でした。泣きながらも1泊2日を乗り切り、自分の力でやり遂げる姿に、私たち家族は感動しました。先生方には感謝しかありません。

1年間の学校生活を通して、息子は少しずつ学校に慣れていきました。親がいなくても教室で過ごし、友達と遊び、先生とコミュニケーションを取ることができるようになりました。特別支援学級での生活を満喫している息子の姿を見るたびに、彼の成長を実感し、私たち家族も大いに励まされました。

息子の小学1年生としての一年間は、多くの挑戦と成長の連続でした。親としての不安や心配は尽きませんが、息子の頑張りと成長を見守ることで、私たち親も一緒に成長していると感じていました。

次回は小学2年生としての成長記録をお伝えできればと思います。

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