こんにちは、三日坊主主婦です。

我が家は二世帯住宅を15年前に建築しまして、両親が建物の1階部分に、我が家は2階部分にと、玄関、キッチン、お風呂、トイレすべて別々の完全分離型2世帯住宅に住んでいました。

ところが数年前に両親が亡くなり、一世帯になってしまったのです。

ここからはこれから二世帯住宅をどうしていこうかとか、建築段階でこうしておけば良かったとかをお伝えしていこうと思います!

二世帯住宅とは、親世帯と子世帯など、二つの世帯が一つの建物に住む住宅のことです。二世帯住宅には、大きく分けて3つのタイプがあります。

共有タイプ(完全同居型)

  • キッチンやリビング、ダイニング、玄関、お風呂などの設備をすべて共用する間取りです。
  • 家事や育児を分担しやすく、家族のコミュニケーションが活発になることで絆を深めやすい環境を作ることが出来ます。
  • 建築費用を抑えられる一方、生活リズムの違いやプライバシーの確保が難しいことがあります。

完全分離タイプ(完全分離型)

  • 親世帯と子ども世帯の居住スペースを完全に分けています。例えば、1階が親世帯、2階が子ども世帯といった配置です。
  • プライバシーを重視しつつ、お互いのライフスタイルに合わせて暮らせます。
  • 建築費用が高くなるというデメリットがあります。

一部共有タイプ(部分共有型)

  • 玄関は共用で、1階と2階の居住スペースを一部共有するタイプです。バスやトイレ、キッチンなどを設置するケースが多いです。
  • プライバシーを確保しながら、必要な部分は共用することで、メリットとデメリットのバランスが取れた二世帯住宅です。
  • 建築費用も完全分離型に比べて抑えられます。

三日坊主主婦

我が家は完全分離型二世帯です。

三日坊主主婦的 完全分離型二世帯のメリットデメリット

メリット

  • プライバシーの確保: お互いのプライバシーが守られやすいです。共有空間を持たないため、生活リズムやスタイルが異なる場合でもストレスなく暮らせます。
  • 光熱費の明確な分担: 設備が世帯ごとに独立しているため、光熱費などの費用を明確に分担できます。

メリット

  • 建築費用: 完全分離型の二世帯住宅は、設備が世帯ごとに独立しているため、建築費用が高くなることがあります。
  • 土地の広さ: 世帯ごとに独立したスペースを確保するため、広い土地が必要です。
  • 管理の複雑さ: 世帯ごとに設備やメンテナンスを管理する必要があるため、複雑さが増します。
  • 共有スペースの不足: 完全分離型では共有スペースが存在しないため、家族が集まる場所が限られます。

メリット2つに対してデメリットの方が多いのですが、このメリット2つはかなり重要です!友人に完全同居型の二世帯の方がいるのですが、プライバシーがない、光熱費を負担しなくてはいけないといった不満を必ず聞きます。

両親が亡くなってしなくてはならないこと・・・それは、相続です。二人が元気だったころには全く考えていなかったあんぽんたんな私は、亡くなって相続のために色々奔走しました。

その中で二世帯住宅は高い節税効果があることに気づきました!

具体的には、「小規模宅地等の特例」の適用を受けられることです。これは、相続された土地の評価額を最大80%減額できる制度のこと。親世帯と子世帯が同じ敷地内(上限330m²)に、同居あるいは生計を共にしていれば対象となり、二世帯住宅(完全分離型も含む)も対象となっています。

小規模宅地等の特例の適用を受けるには、被相続人(亡くなった方)と相続人が同居していたなど一定の要件を満たす必要があります。

ただし、二世帯住宅であっても、それぞれの世帯で区分所有登記をしている場合には、小規模宅地等の特例の適用を受けられなくなってしまう点には注意が必要です。

詳しいことは、二世帯住宅を建てる前に税理士に相談することをお勧めします!!

「二世帯住宅を一世帯に」とネットで検索すると必ず出てくるリフォームの文字。

三日坊主主婦

そんなお金ないよね~

ということで現状我が家がどのようにしているかというと

基本的な生活拠点の変更はなし

2階で生活していることはお伝えしていましたが、基本はこのまま生活しております。2階のキッチン、お風呂を使用しています。

玄関別ですが両世帯で行き来が出来る内扉は設置していましたので、1階親世帯の玄関は来客と私と旦那用玄関として、もう一つは家族用(主に子供たち用)玄関として使用しています。

リビング部分ですが、1階リビング現状子供たちの遊び場になっています。お友達を連れてきてもOKなスペースです。

キッチンは1階部分の掃除をするのに水道は使用していますが、コンロ等は使用していません。

お風呂は全く使っていません。使わなくても掃除はたまにしています。これが面倒くさい。

トイレはフル活用しています。5人家族、朝のトイレ渋滞緩和に役立っています。

1階部分の大掃除については次記事「実家の大掃除」をご覧ください

将来的には子供が使う?

1階世帯の掃除をしている時に長女が言ったことですが「ママたちいつ1階に引っ越すの?」です。

三日坊主主婦

はい??????

将来的に娘がどうしていくのかなんて分かりませんが、そういう未来もあるかもしれないということで1世帯へのリフォームはやめておこうかなと思っています。

三日坊主主婦

お金もないしね(笑)

我が家は完全分離型の二世帯ですが、後悔しているポイントは一つだけあります。

それは

玄関ドアは一つで良かった

という点です。2つあった方が友達を呼びやすいとか、いつか1世帯になった時に賃貸として貸し出せるとか言いますよね。

友達を呼びやすいという点ですが、玄関ドアが一つの2世帯住宅のお宅へお邪魔する機会が結構あるのですが、気にならないという感想をよく聞きます。これは玄関からの動線次第でクリア出来ることだと思います。

2つ目の賃貸として貸し出せるですが、これよくハウスメーカーの方が言いますよね・・・

私は声を大にして言いたい、貸せます??

2世帯建築時点で数年単位で一緒に住むのではなく、十数年、数十年単位で一緒に住むことを前提にしていますよね。

そのぐらいの年数住んできた住居に今更他人が住むことは考えられないんじゃないかと思うのです。

現時点で私は無理です。

将来的には子供たちの誰かが住むのではないかなと思っています。住んでもいいし、住まなくてもいいしですかね。

2世帯建築時に完全分離型の二世帯にしたことは、私的には大成功でした。

しかし玄関だけでも共有にすれば良かったとそこだけ後悔をしています。その分のスペース、収納に使いたかった・・・。

両親が亡くなり一世帯になってしまった我が家ですが、何とか有効にそして快適に暮らしていけるようにこれから色々と考えていきたいと思います。

それを少しずつでも発信していければと考えています。

実家(1階部分)の大掃除についての記事はこちらから