レアチーズケーキは、しっとり滑らかで濃厚な味わいが楽しめるデザートですが、一般的にはゼラチンを使って固めるのが普通です。しかし、ゼラチンを使わずに作れるレアチーズケーキも存在します。今回は、ゼラチンを使わない簡単レシピを紹介します。

このレシピは、特別な技術や道具を必要とせず、手軽に作れるので、初心者の方でも失敗しにくいです。混ぜるだけで完成するので、初めてのお菓子作りにもおすすめです。忙しい日でも手早く準備できるのも魅力です!

材料(直径18cmの型1つ分)

  • ビスケット(今回はチョイスを使用):70g
  • バター:30g
  • クリームチーズ:200g
  • 砂糖:60g
  • レモン汁:大さじ1
  • 生クリーム:200ml

今回はビスケットの底生地を使用することで、ケーキにサクサク感をプラスしつつ、全体を簡単にまとめる方法を採用します。ビスケットを砕いてバターと混ぜ、クッキングシートを敷いた型に敷き詰めます。クリームチーズ、生クリーム、砂糖、レモン汁を混ぜ合わせて滑らかなチーズクリームを作り、冷やし固めるだけで、ゼラチン不要の絶品レアチーズケーキが完成します。

作り方

  1. クリームチーズは常温に戻しておく

最初にクリームチーズを常温に戻しておきます。クリームチーズが冷たいままだと、他の材料と混ざりにくくなり、ダマができやすいので、作業を始める前に冷蔵庫から出しておきましょう。常温に戻すことで、滑らかなクリーム状にしやすくなります。

  1. ビスケットを保存容器に入れて麵棒で細かく砕く

次にビスケットを保存容器に入れ、麺棒などで細かく砕きます。砕きすぎると粉状になってしまうので、ある程度粗めの食感を残すのがポイントです。このビスケットがケーキの土台部分となり、しっかりとした食感を与えてくれます。

  1. 2に電子レンジで溶かしたバターを入れて混ぜる

ビスケットを砕いたら、電子レンジで溶かしたバターを加えて混ぜます。バターはビスケットを固めるための接着剤の役割を果たします。しっかりとバターを行き渡らせることで、後の工程でビスケット生地が崩れにくくなります。

  1. 3をクッキングシートを敷いた型に敷き詰めて冷蔵庫で1時間冷やす

次に、バターと混ぜたビスケットをクッキングシートを敷いた型に敷き詰めます。手で押さえながら均等に広げていきますが、コップの底などで押すと均一で綺麗に敷き詰めることができます。敷き詰めたら、冷蔵庫で1時間冷やして固めます。こうすることで、ケーキをカットした時にビスケット生地がしっかりと固定され、サクサク感が保たれます。

  1. クリームチーズをボウルに入れて泡だて器でよく混ぜ、砂糖、レモン汁を加えてよく混ぜる

次に、クリームチーズをボウルに入れて泡だて器でよく混ぜます。クリームチーズが滑らかになるまでしっかり混ぜることが大切です。砂糖とレモン汁を加えてさらに混ぜます。レモン汁を加えることで、さわやかな酸味が加わり、レアチーズケーキの風味が引き締まります。甘さと酸味のバランスを調整しながら、自分好みの味に仕上げることが可能です。

  1. 生クリームをボウルに入れ、氷水で冷やしながら8分立てのホイップクリームを作る

別のボウルに生クリームを入れ、氷水で冷やしながら泡立てます。ホイップクリームは8分立てにします。これは、少し固さが出てきて、角がやや立つ程度の状態を指します。生クリームをしっかりと冷やして泡立てることで、ふわっとした食感が得られ、ケーキの軽さと滑らかさを引き出します。

  1. 5に6を3回に分けながら加えてその都度ヘラでさっくりと混ぜ合わせる

ホイップクリームが完成したら、先ほどのクリームチーズのボウルに3回に分けて加えます。その都度、ゴムベラを使ってさっくりと混ぜ合わせます。混ぜすぎるとクリームが分離してしまうので、優しく手早く混ぜることがコツです。クリームの空気を保ちつつ、滑らかに仕上げることを意識しましょう。

  1. 4の型に7を入れて入れ終わったらトントンと落として空気を抜く

クリームを型に流し入れたら、型を軽くトントンと台の上に落として空気を抜きます。空気が入っていると、仕上がりが不均一になったり、表面がデコボコしてしまうことがあるので、このステップを忘れないようにしましょう。

  1. 表面を整えてラップをして冷蔵庫で6時間以上冷やす

型に入れ終わったら、表面をスプーンなどで整え、ラップをして冷蔵庫で6時間以上冷やします。冷やす時間が短いと、固まらずに崩れてしまうので、しっかり時間をかけて冷やし固めることが重要です。

  1. 冷蔵庫から取り出して、型から外して完成!

しっかりと冷え固まったら、型から外してお皿に移します。クッキングシートを使っているので、簡単に取り外すことができるでしょう。切り分けて、好みのフルーツやジャムを添えても美味しく楽しめます。

作り方のポイントとアレンジ

このレシピでは、ゼラチンを使わずに固めるため、冷蔵庫でしっかりと時間をかけて冷やすことが大切です。また、ゼラチンを使用しないため、一般的なレアチーズケーキよりもふんわりとした柔らかい仕上がりになります。口当たりも滑らかで、よりクリーミーな食感が楽しめるのが特徴です。

アレンジを加えたい場合は、ケーキの上にフルーツソースをかけたり、季節のフルーツをトッピングするのがおすすめです。ブルーベリーやイチゴなどの酸味があるフルーツを添えると、さっぱりとした味わいが楽しめます。フルーツソースを自家製で作る場合は、ジャムを少し緩めに煮詰めたものを使うと手軽です。

また、底生地に使用するビスケットも、チョイス以外の好みのビスケットやクッキーで代用できます。オレオやグラハムクラッカーなど、風味が強いものを使うと、ケーキ全体にアクセントが加わり、違った味わいを楽しめます。

まとめ

ゼラチンを使わないレアチーズケーキは、初心者でも作りやすく、時間さえかければ簡単に完成します。ふわっとした食感とクリーミーな味わいが魅力で、特別な機材も必要ないので、気軽に作れるデザートです。忙しい日や特別な日のデザートとしてもぴったりなので、ぜひ挑戦してみてください!

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